$y=A\sin(bx-\alpha)$ のグラフ

(注)

$y=A\sin(bx-\alpha)$のグラフ

たとえば,関数$y=2\sin \left(3x-\dfrac{\pi}{4}\right)$について考えてみよう.

この関数の式は,$y=2\sin 3\left(x-\dfrac{\pi}{12}\right)$と書けるので,次のことが分かる.

  1. 振幅は$2$である.

  2. 周期は$y=2\sin 3x$と同じ$\dfrac{2}{3}\pi$である.

  3. $y=2\sin 3x$を$x$軸方向に$\dfrac{1}{12}\pi$平行移動したグラフになる.つまり,$x=\dfrac{\pi}{12}$のとき$y=\sin 0$であり, $x=\dfrac{3}{4}\pi\left(=\dfrac{\pi}{12}+\dfrac{2}{3}\pi\right)$のとき,$y=\sin 2\pi$である.

以上より,グラフは次のようになる.

$y=A\sin(bx-\alpha)$ のグラフの図その1

$y=A\sin(bx-\alpha)$ のグラフの図その1

$y=A\sin(bx-\alpha)$のグラフ

$y=A\sin(bx-\alpha)=A\sin b\left(x-\dfrac{\alpha}{b}\right)$のグラフは,$y=A\sin bx$のグラフを 「$x$軸方向に$\dfrac{\alpha}{b}$平行移動」 したグラフである.

周期も振幅も$y=A\sin bx$と同じであり,それぞれ$\dfrac{2\pi}{|b|},A$である.