チェバの定理
チェバの定理
チェバの定理
チェバの定理
無題

△ABC の内部に点 O がある。頂点 A,B,C と O を結ぶ直線が向かい合う辺と,それぞれ P,Q,R で交わるとき
BPPC⋅CQQA⋅ARRB=1証明
チェバの定理
無題

∠A=90∘,AB=3,AC=4 の △ABC がある.点 A から辺 BC に垂線を引き交点を P とする.また, ∠B の二等分線と線分 AP ,辺 CA との交点をそれぞれ Q,R とし,直線 CQ と辺 AB との交点を S とする.このとき, AS:SB を求めよ.
BC=√32+42=5
また, △ABC∽ より, \text{BP}=\dfrac{9}{5},
\triangle{\mathrm{ABC}}\backsim\triangle{\mathrm{PAC}} より, \text{PC}=\dfrac{16}{5}
よって, BP:PC=9:16 となる.一方, CR:RA=BC:BA=5:3 である.
チェバの定理より,
\begin{align} \frac{\text{BP}}{\text{PC}}\cdot\frac{\text{CR}}{\text{RA}}\cdot\frac{\text{AS}}{\text{SB}}&=1\\ \frac{9}{16}\cdot\frac{5}{3}\cdot\frac{\text{AS}}{\text{SB}}&=1\\ \frac{\text{AS}}{\text{SB}}&=\frac{16}{15}\\ AS:SB&=\boldsymbol{16:15} \end{align}